奄美パークで行われた奄やどり2016「日本クラフトデザイン協会と奄美に関わる作家」展のアーティストトークセッション
ワークショップで染色を体験する子どもたち
アーティストトークセッションやワークショップ
家族連れなどにぎわう
奄やどり2016「奄やどりマーケット」(同実行委員会主催)が13日、奄美市笠利町の県奄美パークで行われた。ものづくりワークショップやアーティストトークセッションなど様々なイベントを実施。小さな子どもたちも多数来場し、作品鑑賞やものづくり体験を楽しんだ。
「奄やどり」はアート、デザイン、クラフトなど、ジャンルを越えて「ものづくり場」としての奄美群島や、そこから生まれる「もの」を世界に発信するプロジェクト。同イベントでは11日から行われている「日本クラフトデザイン協会と奄美に関わる作家」展のアーティストトークセッションや、展示会の出品作家によるワークショップ、物品販売などが行われた。
アーティストトークセッションは、同パークの田中一村記念美術館企画展示室で実施。和紙や紬、鉄、貝、染め物など様々な素材を使った作品を前に、作家による解説も。日本クラフト協会の岡本昌子理事長は「奄美の人もぜひクラフト展に出品してほしい。勢いのあるものづくりに期待している」などと語った。
多目的広場で行われたマーケットでは、染色体験やレザーの小物作りなどのワークショップや物品販売などのブースを展開。家族連れも多数訪れ、ものづくりに挑戦する姿が見られた。