奄美大島一周リレースタート

奄美市名瀬をスタートした名瀬チャレンジクラブの会員ら

創立30周年記念で開催
チャレンジクラブ

 名瀬チャレンジクラブ(西忠男会長)は30日、創立30周年記念の奄美大島240㌔リレーをスタートした。会員約20人が参加し、奄美大島名瀬から最初の目的地である大浜上り口に向けてスタート。記念たすきを肩にかけ、笑顔で完走を目指した。

 同クラブは初代会長でもある春山恵一さんが宮古島のトライアスロンをテレビで見たのをきっかけに発足。現在は30代~60代まで25人の会員が所属し、定期的に練習会などを開くほか、トライアスロンを中心に、島内外のマラソン大会などに出場している。

 コースは奄美市名瀬屋仁川の洋風居酒屋「アスリート」をスタート地点に、大和村周りで奄美大島を一周するコースを設定。リレー方式で48のポイントでたすきをつないでゴールを目指すという。

 西会長は「今回のイベントは創立30周年を記念して企画したもの。目標は明日(5月1日)の午後7時前には戻ってこられたら」と語った。

 今回最高齢の参加者という松井輝光さん(68)は深夜に古志集落(瀬戸内町)から先を担当予定。「みんなも楽しんで参加している。ぜひ頑張りたい」と笑顔を見せた。

 リレー方式だが、スタートから大浜上り口までのコースはほぼ全員で参加。家族らにも見送られながら、ゴールを目指して一歩を踏み出した。