笠利地区を皮切りにスタートした奄美市の女性がん検診
2016年度の奄美市「女性がん検診」が14日、笠利地区を皮切りにスタートした。検診内容は子宮頸がん・乳がん・骨粗しょう症の三つ。同市では「毎年受診している人のほうが、早期に発見できる確率は高くなる。ぜひ受診してほしい」と呼びかけている。
対象者は女性市民1万9088人。子宮頸がんは20歳以上(受診料500円)、乳がんは40歳以上で、昨年度の乳がん検診を受診していない人(同40歳代1500円、50歳以上1000円)。骨粗しょう症は10・15・50・55・60・65・70歳(無料)。また、今年度から乳がん検診はマンモグラフィのみ(触診なし)となっている。
笠利総合支所いきいき健康課の叶はるなさんは「毎年この検診で、笠利地区だけでも1~2人はがんが見つかっている。乳がんは全国的にも死亡が多いので、継続受診することが大事」と語った。
この日は検診と合わせて自己触診法なども紹介。また、今年も20~30代の働き盛り、子育て世代の女性を対象にした夜間検診(子宮頸がん検診のみ、30・31日に奄美文化センター)も実施する。
日程は次の通り。
▽ふれ愛の郷(笠利)=17日まで(午前8時半~同9時、午後0時半~同1時)▽奄美市名瀬農村環境改善センター=18日(午前8時半~同9時半)▽奄美市保健センター=23日~24日(午前8時半~同9時半、午後0時半~同1時半)▽大熊公民館=25日~26日(午前8時半~同9時半、午後0時半~同1時半)▽奄美市保健センター=27日~29日(午前8時半~同9時半、午後0時半~同1時半)▽奄美文化センター=30日~31日(午後0時半~同1時半、午後5時~同7時)、6月1日~2日(午前8時半~同9時半、午後0時半~同1時半)▽奄美市保健センター=3日~4日(午前8時半~同9時半、午後0時半~同1時半)▽住用公民館=5日(午前8時半~同9時半、午後0時半~同1時半)
問い合わせは各総合支所担当課まで。