ライディングの妙技を競い合った「徳之島波乗り祭」=7日、徳之島町花徳里久浜海岸
ちびっ子ら家族連れに人気を呼んだサーフィン教室
「徳之島波乗り祭」に54人
サーフィン教室好評、花火は順延
【徳之島】第35回徳之島町どんどん祭り協賛のサーフィン大会「第32回徳之島波乗り祭」(徳之島サーフィン連盟主催)は7日、同町花徳里久浜=りくばま=海岸であった。真っ黒に日焼けしたサーファーらが3部門でライディング技術を競い合ったほか、ちびっ子ら対象のサーフィン教室も家族連れに大好評だった。
競技はオープンA(中級)、同B(マスター)、同S (上級)の3クラスに分かれてあった。地元の小学6年生(11)のビギナーから、真っ黒に日焼けしたベテランサーファーまで過去最多の計54人が参加。台風5号の影響を受けたベストウエーブを制するライディングテクニックを競い合った。Sクラスは水本隼人さん(32)=伊仙町犬田布=が優勝を飾った。
競技の合間に連盟会員の指導であったサーフィン教室は、若い家族連れに大好評。同海岸は一般観客も含め約200人でにぎわい、連盟事務局の直俊字さん(52)は「マリンスポーツへの関心が高まりつつある中、東京五輪の追加種目に選ばれたことも大きいと思う。身近で手軽にできるサーフィン。若者には島での楽しみ方も知ってほしい」と話した。
同町どんどん祭りは6日のパレード・前夜祭(芸能大会)で開幕したが、7日亀徳新港で予定したカラオケ大会と花火大会は天候不良のため8日に順延となった。ほか、ハレー舟大会(舟漕ぎ大会)は21日午前8時半から山漁港、ビーチバレー大会は9月4日午前9時から里久浜で予定している。