名瀬で商店街夏祭り

フラダンスをはじめ多彩なパフォーマンスで沸いた商店街夏まつりメインステージ

商店街まつり②かさ
創意工夫を凝らしたアンブレラアートも注目を集めた

フラやカラフルな傘アートで涼しさ
人出で商店街に活気

 奄美市通り会連合会主催の第15回「商店街夏祭り」が13日、奄美市名瀬の商店街一帯で開催された。涼し気な雰囲気も漂うフラダンスをメーンとした各種団体による多彩なステージのほか、各通りで様々な出店やアトラクションがあり、親子連れや友人同士など、大勢の人出でにぎわい。終日、商店街が活気づいた。

 アーケードでは昨年も好評だった奄美島野菜市をはじめ、日本復帰前後の島の様子を写した「なつかしゃ写真展」や写真家・吉行秀和さんの作品展、さらには“風船おじさん”パフォーマンスなどあり、来場者をひきつけた。

 また末広通りであった警察や消防、海保、自衛隊とのふれあい広場にも多くの子どもたちが足を運んだほか、会場で特に来場者の注目を集めたのが約120個のカラフルな傘を使ったアンブレラアート。傘の下で記念撮影をしたり、涼みながら休憩をとるなど思い思いの時間を過ごした。

 じんのうち前のメインステージでは奄美小ビューグルバンドを皮切りに琉球舞踊、新極真空手演武、大島高校応援団による応援演武など多彩なパフォーマンスで、来場者を魅了した。

 親子で祭りに来ていた松田直太朗君(9)は「(アンブレラアートは)傘が宙に浮いているみたいで面白かった。カキ氷もおいしい」と楽し気に話した。