のぞみ園夏祭りにぎわう

昨年9月に同所へ新築移転した、のぞみ園で初の夏祭りが開催され、多くの人出でにぎわった

新築移転後は初めて
ステージでの楽しい催しや出店

 社会福祉法人聖隷福祉事業団が運営する奄美市名瀬和光町にある福祉型児童発達支援センター「のぞみ園」で19日夕、夏祭りが開催された。今年で20周年を迎えた同園が昨年9月に同所へ新築移転後、初の夏祭り。龍郷町の児童発達支援事業所「聖隷かがやき」との合同により、ステージでの楽しい催しや、カキ氷など出店でにぎわった。

 両施設の児童らとその家族のほか、地域住民にも祭りへの参加を呼びかけ会場は多くの人出。福﨑充所長が「ご家族のみなさんの協力と地域のみなさんの力も借りて素晴らしい夏祭りになった。いっぱい楽しんで、いい思い出をたくさんつくってください」とあいさつした。

 ステージは宮下和さんの島唄で幕開け。のぞみ園の年少組から順に曲に合わせた“かわいいお遊戯”を披露したほか、大島養護学校の教職員による和太鼓、またプログラムの最後には「祭り男」エラブチ剛さんが登場し、その歌声を披露。会場を沸かせていた。

 会場では保護者や園の職員などによる出店もあり、カキ氷やジュース、オモチャなども販売され、親子連れなどでにぎわっていた。