伊仙町寿会芸能大会

伝統芸能の伝承成果の披露も=23日、伊仙町ほーらい館

はつらつと発表
伝統芸能の伝承成果も

 【徳之島】2016年度伊仙町寿会芸能大会(町老人クラブ連絡協議会主催)が23日、同町ほーらい館であった。会員ら関係者約200人が参加。はつらつと伝統芸能や島唄・三味線、踊りなどの相互発表を楽しみながら親睦を深めた。

 「寿会」は町老人クラブ連の別称。芸能大会は会員相互の親睦・融和・健康づくり―をモットーにした恒例行事の一つ。澤公明会長はあいさつで「今後も全国老人クラブ連合会の3大テーマ健康・友愛・奉仕の精神で活動しよう」と強調。

 また県老人クラブ連合会からは近く、町連の女性部リーダー平敏枝さん(阿権)が特別功労賞、木之香クラブの屋江ヤス会長(90)が功労賞でそれぞれ表彰されることも事前報告して称えた。

 芸能発表は、ご祝儀舞い「御前風=ごぜんふ=」(田中スミ子さん)を皮切りに開演。阿三島唄踊り同好会一行の伝統芸能「とよみ」や日舞、琉舞、島唄、フラダンス、奄美歌謡曲など多彩な計15のプログラムを互いに発表。生涯現役組たちのはつらつとしたステージに笑顔と拍手の絶えないひと時となった。