横浜DeNA奄美入り

横浜ベイ奄美入り
歓迎セレモニーでキャンプへの抱負を語るラミレス監督

19日までキャンプ 空港では歓迎セレモニー
 プロ野球・横浜DeNAベイスターズの選手やスタッフ約60人が1日、秋季キャンプのため奄美大島入りした。奄美市笠利町の奄美空港では、今シーズンに球団史上初となるクライマックスシリーズ(CS)進出を果たした同球団を市民らが出迎え、歓迎セレモニーもあった。

奄美での秋季キャンプは前身の横浜ベイスターズ時代から毎年行われており7回目。若手を中心に選手約30人が来島した。キャンプは同市名瀬の名瀬運動公園で2日~19日まで行われる(7、13日は休み)。無料で見学できるほか、歓迎パーティー(3日)や小中学生が対象の野球教室(12日)、児童福祉施設の訪問(同)などが行われる。

歓迎セレモニーでは、朝山毅市長が同球団の今シーズンの戦いぶりを称えるなどした上で、「奄美の地で自然や食に触れて練習に励んでくれたら」と述べた。

アレックス・ラミレス監督(42)と戸柱恭孝選手(26)=捕手、鹿児島県出身=が一行を代表して花束を受け取り、ラミレス監督は「応援してくださる皆さまに感謝する。この地を最大限に生かして過ごしていきたい」と語った。

ラミレス監督は報道陣の取材に「(奄美は)気候もいいし島民の皆さんも親しくしてくれる。市のバックアップもあるので、よりよいチームになるよう過ごしていけたら」と話していた。

同球団は今シーズン、CSで巨人に勝利したものの広島に敗れ、日本シリーズ進出はならなかった。