和泊町「文化と福祉の祭典」

18団体が出演した舞台発表=和泊町=

舞台発表で盛り上がる
地元の子ども達が「わたしの主張」

 【沖永良部】2016年度和泊町「文化と福祉の祭典」(主催 和泊町・同町教育委員会)が3日、同町あかね文化ホールであった。地元の中高生3人が「わたしの主張」を発表。午後からは、民謡や舞踊など町内18団体による舞台発表で盛り上がった。

式典には町民100人以上が出席。伊地知実利町長のあいさつ後、生涯学習や福祉活動の功労者など13人を表彰した。

「わたしの主張」では、和泊中3年の宮元美法さんが福祉体験学習で経験した保育士の仕事を通して「命を預かる」ことの大切さについて発表。沖永良部高校1年の長野朱里さんは、携帯電話を手に取りながら「勉強も娯楽も読書もスマートフォンがあればできるこの便利な時代だからこそ、アナログとデジタルの両方を使いこなしてさらに豊かな生活を送ろう」と呼び掛けた。

「笑って元気!~笑いヨガ健康づくり」をテーマに講演した合同会社みすづ(薩摩川内市)の新田みすづ代表は、笑うことで「気持ちがすっきりして前向きな気分になる」「多くの酸素が体に取り込まれて脳が活性化される」などとアドバイス。参加者は、新田さんと一緒に手拍子や呼吸法を組み合わせた「笑いヨガ」を楽しんだ。
 午後からは舞台発表がスタート。民謡や琉球舞踊など18団体が日頃の練習の成果を披露した。

被表彰者は次の通り(敬称略)。
▽生涯学習の町づくり部門 国分四男子、先田秀裕、池下健雄▽福祉部門 榮冨弘、野村幸枝、朝戸春美、宗淳、武和貴▽食生活改善部門 碩節子▽いきいき高齢者部門 宗チカ▽8020運動 南スエ、竿田富夫、永吉ミヨ