交流戦でプレーする現役部員やOB(第1試合、攻撃側が現役部員)
大島高野球部、新年恒例
大島高校(奄美市名瀬)野球部の現役部員とOBとの交流戦が2日、同市名瀬の名瀬運動公園内の市民球場であった。この交流戦は年明け恒例のもので、OB約50人が参加。2試合を行い、親睦を深めた。
OBは社会人を中心に集結。第1試合は、2014年に21世紀枠で選抜高校野球大会出場を果たした当時のメンバーらが現役部員と対戦した。
選抜出場メンバーの多くは選抜出場時のユニフォームを着てプレー。試合は現役チームが四回裏に2点を先制し、2―0で勝利。選抜出場メンバーは味方のプレーに盛り上がるなど試合を満喫していたほか、現役部員たちは奄美勢として初の甲子園出場を果たした先輩たちの胸を借り、力を試した。
選抜出場メンバーはこの日、約15人が参加した。メンバーの盛山京弘さん(19)=大学2年=は「楽しかった。後輩たちの力がわかったし、同級生が集まるのも久しぶりでよかった。後輩たちにはやっぱり甲子園出場を目指してほしい」と話した。
現役部員の有馬壱成君は「知らない先輩たちもいるが、試合をすることでいい経験になるし今後に生かせたらいい。OBとの試合はとてもいい機会だし、OB側になった時の楽しみにもなる」と話していた。
第2試合は20歳以上のOBたちがプレーした。