旧正月、商店街にぎわう

名瀬商店街のアーケード内で行われた「夜市De旧正月」。もちつきや昔遊びなどを楽しんだ

170128夜市 (3)

もちつきや音楽イベントなど

 奄美市名瀬の名瀬中央通りアーケードティダモールで28日、「夜市De旧正月」(名瀬中央通りアーケード商店街振興組合主催)が行われた。旧正月に合わせて3年ぶりの開催となった同イベント。この日は午後8時頃まで営業する店舗もあり、家族連れなどお年寄りから子どもまで、多くの人でにぎわった。

 イベントは旧正月の懐かしさを思い起こしながら、昔懐かしい遊びや島唄などで旧正月を楽しもうと企画。3年前までは毎年、旧正月に合わせてもちつきなどが行われていたというが、商店街の店舗の閉鎖など人が少なくなったことなどに伴って実施しなくなっていたという。

 この日は、▽もちつき▽ぜんざい▽バルーンアート▽昔遊び▽振る舞い酒(町田酒造)▽島唄ライブ、アコースティックライブ―など様々なイベントがアーケード内で行われた。もちつきは同組合のスタッフを中心に、来場者の飛び入り参加も。出来立てのもちをほおばり、笑顔になる子どもたちの姿も見られた。

 同組合の徳山貴広理事長は「最近は商店街も少しにぎやかになってきたこともあり、復活させた。いつもなら人が少なくなる時間が心配だったが、こうしてたくさんの人が来てくれてよかった」と語った。