後輩の楠田莉子さんを見守るように、優しくマイクを向ける城南海さん。左は指宿桃子さん
豪華3人による“島のブルース”を歌い上げ晴れ晴れとした表情の左から、指宿さん、城さん、楠田さん
ラジオで初の食レポを体験する城さん。左は、奄美ふくらしゃのオーナー・岩倉悦雄さん、右は料理長・倉橋喜美子さん
収録を無事に終えてホッとした表情の、レインボータウンFM編成局長・木下和則さんと城さん
【東京】「東京から奄美の心地よい風を届けられました」(城南海さん)。東京・中野区の奄美情報発信スポット「奄美ふくらしゃ」でレインボータウンFM(本社・江東区)のパーソナリティーを務める城南海さんがこのほど、「EMOTIONAL BEAT 城南海のMUSIC AIRPORT」のラジオ番組を収録した。
中野にある「奄美ふくらしゃ」を、特設スタジオに見立て収録に至ったのは、編成局長の木下和則さんが奄美の味や情報を提供する場所に興味を持ったこと、奄美出身の城さんもまだ訪れていなかったことなどの理由から。急きょ決定したため、ごく限られた関係者だけでの番組制作となった。
店を訪れた城さんは、店頭で売られていた奄美の特産品を発見。「新鮮な野菜が手に入るんですね」と興味深げに眼を輝かせた。木下さんとの入念な打ち合わせに続き、この日夜同所でライブを控えていた楠田莉子さん、収録を聞き駆け付けた、すももの指宿桃子さんを、その場でゲストとして迎えることに決定。
十数人が行方を見守る中、なごやかな雰囲気のもと進められた。「桃子ちゃんのお母さんにピアノを習っていた」と指宿さんとのエピソードを語ったり、楠田さんには「高校生なのにそんなに曲を作ってすごい」と、エールを送る場面も。豪華メンバー3人での「島のブルース」となったが、城さんは2人の後輩に満面の笑顔でマイクを向けるなど、優しい気配りが印象的だった。
また、「デビュー当時に北海道でラーメンを食べることに挑戦しましたが、それ以来、ラジオでは初めて」と「食レポ」に挑戦。店が用意した「鶏飯丼」「かしゃ包みハンバーグ」などを堪能。「うーんおいしい。これはいいやつです」とおいしそうに味わいながら、随所にユーモアを交え笑いの渦を起こしていた。
懐かしい味と気心の知れたスタッフに囲まれた城さんは、「スタジオを抜け出しての制作は新鮮でした。奄美を応援してくれる人たち に囲まれ、とても充実しました」。
3月16日の「新春ディナー&ショー」、6月からの「ウタアシビ2017夏」の全国ツアーに向け、手応えを感じている様子だった。木下さんも「ここが奄美と思えるような環境でいい内容になった。また機会を見つけてやってみたい」と語っていた。番組は通常第3土曜日の午後4時から5時までの放送。この日の模様は、18日に放送された。
「奄美ふくらしゃ」では、ランチの一番人気「鶏飯丼」のほか、手の込んだ奄美の味を提供している。また、この日の楠田さんのライブなど、今後も奄美に関するさまざまな情報を発信していく予定だ。