日本キューバ友好協会と交流

日本キューバ友好協会との交流会の様子=和泊町=

国頭なんでもやったろう会ガイドクラブ
住民総出でおもてなし

 【沖永良部】和泊町国頭字のガイド団体「国頭なんでもやったろう会ガイドクラブ」(田仲稔会長)が27日、同町国頭研修館で日本キューバ友好協会(所在地・東京)との交流会を開いた。地元住民26人が参加し、琉球舞踊や島唄でもてなした。 

 友好協会の会員10人は、26日から3日間の日程で沖永良部島を訪問。同町在住で日本キューバ友好協会副理事長を務める西村富明さん(69)が招待した。

 交流会では、ガイドクラブ顧問の森田季勝さん(88)が「多くの人を迎えてガイドするのは今回が初めて。島の住民と友情の花を咲かせてほしい」と歓迎した。地元住民が仲里節や島唄などを披露したほか、友好協会メンバーによるサルサダンスやキューバの歌で盛り上がった

 日本キューバ友好協会の名和敬雄さん(78)は「このような機会がなければ、島を訪れることはなかったかもしれない。島の歴史や自然を知ることが出来て良かった。地元の人が温かく、食事もおいしかった」と笑顔で語った。

 「国頭なんでもやったろう会ガイドクラブ」は昨年設立。ツアー期間中は、クラブのメンバーが国頭のガジュマルやフーチャ、西郷南洲記念館、田皆岬などの観光名所を案内した。