看護福祉専門学校、79人が卒業

在校生や保護者に見守られながら卒業証書を受け取る卒業生

専門職業人として飛躍へ

奄美市名瀬の奄美看護福祉専門学校(向井奉文校長)の2016年度卒業式が5日、同校のサングリーンホールであった。看護や福祉など各課程を修了した79人は、学んできた知識や技術を糧にそれぞれの道へ旅立った。 

今年度の卒業生は、看護学科36人、こども・かいご福祉学科12人、調理師養成学科20人、医療秘書学科11人。そのうち県外者は19人だった。卒業後は県内外の医療関係や福祉施設、保育園、飲食店などへの就職が決まっている。 

式では、在校生や保護者に見守られながら各学科の代表生が卒業証書を受け取り、学校法人日章学園・後藤洋一理事長が告辞。来賓の朝山毅市長、向井俊夫県議が祝辞した。

向井校長は「実社会という大海への船出。失敗を恐れず、専門職業人として飛躍してほしい。卒業おめでとう」と祝福。目標に向かって一歩を踏み出した卒業生を激励した。

卒業生を代表して太月玲さん(こども・かいご福祉学科)は「学校で培った建学の精神を胸に、自分たちが進む、それぞれの道のプロとして社会に貢献したい」と決意を述べた。