群島女性団体協

参加者が意見を述べた研修会でのグループ討論

研究大会でグループ協議
「豊かな社会づくりへ」
10グループに分かれ報告

 奄美群島女性団体連絡協議会 (山田千代子会長、24団体)は25日、奄美市名瀬の奄美会館で研究大会を開いた。グループ協議で参加者は、心豊かな社会づくりに向けた取り組みについて意見を出し合った。

 36回目を数える今大会では、群島内から会員約80人のほか行政機関が参加。「組織(活動)の再発見・再確認」をテーマに積極的な組織活動や団体間の連携強化を図ることを呼びかけた。

 山田会長は「これまでの活動を振り返りながら、地域づくりのあり方を考えてもらえたら」とあいさつ。来賓の鎮寺裕人県大島支庁長、佐藤秀正大島教育事務所長が祝辞した。

 グループ協議では10グループに分かれ、参加者は小テーマ(つなぐ・つどう・つたえるなど)に沿った取り組みを報告。参加者から、▽つどう=「毎月1回のグラウンドゴルフ」「地域イベントの参加」▽つたえる=「郷土料理の講習会」「あいさつ運動」▽まもる=「団体後継者の育成」「高齢者支援事業の継続」―などの意見を各グループ代表者が発表した。

 その後、各種ボランティア参加や関係団体との連携などを掲げた大会宣言を決議。積極的な活動推進を参加者に呼びかけ、幕を閉じた。