天城、伊仙両町海開き

アサリの潮干狩りを楽しむ家族連れ=29日午前、天城町与名間

海開き伊仙町
ちびっ子らの歓声に包まれた「宝さがし」=29日、伊仙町

「潮干狩り」や「宝探し」に歓声
GW初日

 【徳之島】ゴールデンウイーク(GW)初日恒例の天城町与名間海浜公園「2017夏一番海開き」(町など主催)、伊仙町阿三の瀬田海=せたうみ=海浜公園「海びらき」(同)が午前、午後それぞれにあった。青空が広がる穏やかな行楽日和にも誘われ、両会場とも家族連れでにぎわった。

 与名間海浜公園(与名間ビーチ)では午前10時から関係機関・団体や児童生徒の代表ら約70人が参加して安全祈願祭。「海・艇庫(マリンレジャー機材貸し出し)・プール開き」では、大久幸助町長らあいさつに続き、児童代表を交えテープカット。事前放流したアサリ貝がお目当ての潮干狩りや海水浴を楽しむなど、町内外からの約500人(主催者)でにぎわった。

 伊仙町瀬田海海水浴場では午後2時から安全祈願祭。大久保明町長らあいさつの後、地区消防組合の救急救命士を講師に人工心肺蘇生法など水難救助訓練も行い万一に備え、関係者代表らでテープカット。事前に砂浜に埋めたお菓子の「宝探し」ではちびっ子軍団の歓声が交錯した。ゴム風船を使ったバルーンアート作品のプレゼントでも喜ばせ、家族連れなど約300人(主催者)でにぎわった。