フェスタを大成功に終わらせようと、参加者に呼び掛ける執行部のメンバー
真剣なまなざしで打ち合わせをするアーティストたち
【東京】「第5回奄美フェスタ」が、5月14日(日曜)に東京・上野で開催されるが、そのイベントを前にこのほど、東京奄美会青年執行部会として、神田の集会所で打ち合わせが行われた。関係者らは活発な意見を交換しながら、最終調整に臨んでいた。
上野恩賜公園水上音楽堂で開催される「第5回奄美フェスタ」は、関東在住の奄美群島出身者で組織する東京奄美会青年部が中心となって開催。「奄美群島国立公園」に指定されたこの時期に、2018年に予定される世界自然遺産登録へ向けて奄美出身のアーティストおよび来場する出身者、台東区をはじめ、広く関東在住の人たちとの親睦を深めるのが狙い。演奏のほか、奄美の特産品を宣伝販売して、奄美群島の認知拡大を支えることも目的にしている。打ち合わせには30人ほどの主だったスタッフらが集まった。
高田秀輝青年部長は、「気合を入れて成功させよう。このフェスタを終えた時に、みんなでやって良かった、と後悔しないようにしたい」と開催が迫ったイベントの統括責任者としての言葉を述べた。会合では人員配置やタイムテーブルのほか、チケットの売れ行き状況などが報告された。
その後は、出店者とアーティストに分かれての話し合い。出店者側からは、食べ物についての質問などがあった。一方、アーティスト側では、楽器の種類や出演順について細部まで詰められた。真剣なまなざしの中にも、時折笑いが起きる和やかな雰囲気の中で、大一番を前に、「一人でも多くの人に奄美を知ってもらいたい」と呼吸を合わせていた。
「~つなごう未来へ〝奄美の宝〟~」とのテーマが付けられた同フェスタの開場は正午、開演は30分後。入場料は3000円(当日3500円)で、イープラスでも扱っている。