和泊町シルバー人材センター総会

永年勤続者12人を表彰した=和泊町=

新規事業で青少年育成と空き店舗活用

【沖永良部】公益社団法人和泊町シルバー人材センター(南実一理事長)の2017年度定時総会が27日、同町研修センターであった。昨年度決算など3議案を承認。今年度から「地域就業機会創出・拡大事業」をスタートさせ、青少年育成と商店街の空き店舗の活用を図っていく。

会員や来ひんなど約80人が参加。南理事長は「シルバー人材センターは、楽しく、明るく、長生きするための組織。体には気を付けて仕事をしてほしい」とあいさつ。入会5年以上で就業日数500日を超えた会員12人を表彰した。

昨年度実績は、会員数187人、受託件数1743件(昨年度比10件増)、契約額6783万9834円(同541万円減)、就業率71・7%。一般労働者派遣事業は、受託件数92件(同32件増)、契約額1170万9097円(569万円増)となった。

今年度の会員数は192人。事業計画では①基本理念の周知徹底及び組織体制の強化②会員加入促進及び就業開拓の推進③地域就業機会創出・拡大事業の推進―など6項目を掲げた。

今年度から始まる「地域就業機会創出・拡大事業」では、商店街の空き店舗を活用したシルバーショップの開設・運営を行う「人(つながり)・地域(安心サポート)拠点づくり事業」と、4月から同センターが指定管理している町研修センターを利用した「青少年育成プログラム事業」の二つに取り組む。事業期間は3年間。

役員改選で、南実一氏の再任が決定した。任期は2年。

被表彰者は次の通り。(敬称略)

新田笑子(年数10年)、先田米孝(同8年)、鶴田史男(同8年)、時田勝彦(同8年)、原崎光義(同7年)、阿部直行(同5年)、名越健良(同5年)、大坪笑喜子(同5年)、白吉勝則(同5年)、東テル子(同5年)、松村榮秋(同5年)、喜原江美子(同5年)