待望の花火が奄美の夜空を彩った(西田元気撮影)
大輪の花彩る
3300発夏の夜空に
奄美市の第54回「奄美まつり」は10日夜、名瀬商港区で花火大会があり、3300発の花火が夏の夜空を鮮やかに彩った。会場周辺には、友人同士や家族連れなど多くの見物人が集まり、上空に次々と輝く“大輪の花”を堪能した。
台風5号の接近の影響で、当初の4日から日程を延期。昨年は、降雨により途中で中止となっていただけに、多くの島民はじめ、出身者ら帰省客などが楽しみにしていた夏のイベント。午後8時にスタートし、「夏の思い出」、「スターマイン」など各プログラムで見物者を魅了した。
小玉の花火など色とりどりに夜空を彩ったほか、大玉の花火も惜しげなく次々と発射され、「尺玉」でフィナーレ。途中で場内には歓声や拍手が鳴り響き、奄美の夏の夜は盛り上がりを見せた。
奄美まつりは11日、「舟こぎ競争」「奄美やちゃ坊相撲大会」で終わる。