任期を終了し、お礼の言葉を述べる新島会長
【東京】「第116期 東京龍郷会総会・懇親会」が3日、中央区神田の日本教育会館で、約180人の元気な参加者を集めて盛大に行われた。
第一部は、里村徳寛幹事長の司会で総会がスタート。郷土遙拝などに続いてあいさつに立った新島栄勝会長は、「大過なく会長職を終えることができたのは、みなさんのおかげ」と無事に任期を全うしたことを報告。さらに「奄美にさまざまな追い風が吹いている今、これまでと同様に奄美のため、会の発展のために協力してもらいたい」。自らも製作に関わった会のシンボル「東京龍郷会旗」を背に、そう呼び掛けた。
来賓紹介の後、隈元和範龍郷町副町長が登壇。「東京龍郷会の故郷に対するさまざまな協力に感謝する。今後も引き続きお願いしたい」などと語った。ほかに、窪田圭喜龍郷町議会議長、森眞一東京奄美会会長が来賓の言葉を述べた。なお、新会長には大野春義さんが就任することになった。
第二部は、懇親会・演芸。顧問の福田順之さん(中勝)の唄・田辺博文さんの三線で、「長朝花節」で開幕。竿田美也子さんが、のびやかに「与論島慕情」などを披露、牧岡奈美さんが「嘉徳ナベ加那節」などをあでやかに熱唱。八月踊り同好会は、「北大島八月踊り」でチームワークの良さを発揮した。また、徳永ゆうきさんは、得意の鉄道の物まねを交えながら、「津軽の風」などを堂々と歌い上げた。さらに竿田さん、牧岡さんとのデュエットで、大きな拍手を浴びていた。
「今後も故郷を応援して」と協力をお願いした隈元副町長
高らかに乾杯の音頭をとる大江顧問
福田顧問の唄と田辺さんの三線で幕開け
少々照れながらデュエットを披露する、徳永ゆうきさんと竿田美也子さん
各テーブルを回りながら、曲を歌い上げる、徳永ゆうきさん
牧岡奈美さんのシマ唄に踊り始める参加者たち