ユリ球根植え付け

ユリに球根を植え付ける参加者ら=和泊町=

和泊町笠石公園リリーパーク

 

サポーター、約2万球を植栽

 

 【沖永良部】「えらぶゆりサポーター」によるユリ球根の植え付け作業が15日、和泊町笠石公園リリーパークであった。広さ35㌃の畑に約2万球を植栽。来年4月下旬から5月上旬に見頃を迎える。

 同町では、花であふれる景観を作ろうと、2014年に「えらぶゆり地域活性化プラン」を策定。町の環境美化に取り組む同町花と緑のまちづくり推進協議会を中心としたボランティア組織(えらぶゆりサポーター)を作り、ユリの掘り取りや植え付け作業を毎年行っている。

 この日は、サポーターに登録している町地域女性連絡協議会や観光協会、沖永良部高校エイサー部などから約160人が集まった。午前9時から約2時間にわたり作業を行い、リリーパーク内の畑にユリの球根を植え付けたほか、プランター(合計1000個)にベゴニアとナデシコの苗を植栽した。

 沖永良部高校バドミントン部の宮村一輝さん(17)は「頑張っていい景色を作りたい。来年、満開になったユリを必ず見に来る」と話した。

 同町花と緑のまちづくり推進協議会の時田勝彦会長は「良い天気に恵まれた。多くのサポーターが集まってくれて本当に助かる」と語った。