あまみ商工会

落成式では朝山市長(中央)らがテープカットを行った

設立10周年記念式典・新会館落成式

企業と会員の架け橋に

あまみ商工会(奥篤次会長、会員368人)は21日、同会設立10周年を記念した式典・祝賀会および、昨年末に完成した「あまみ商工会館」(奄美市笠利町里)の落成式を開催した。同商工会は笠利町・住用村・大和村3町村の旧商工会が2008年に合併し誕生。式典で同会・奥会長は、「これからも企業と会員の架け橋となり、明るい地域づくりに貢献したい」とあいさつ。会員・関係者ら約150人が出席し、記念の日を祝った。

今回お披露目された新会館は、1階建て平屋で、延べ床面積は187・72平方㍍(57坪)。事務室のほか、相談室、資料室、エントランスホールなどがある。新会館は県道拡幅事業に伴い、旧商工会館からの移転新築に昨年7月から着工し、12月末に完成。今年1月から運用を開始している。

この日は、午後3時から、奥会長や朝山毅奄美市長らが新会館で落成を祝いテープカット。その後、場所をホテルコーラルパームスに移し、記念式典・祝賀会を行った。

式典で、三反園訓県知事(代読)は、「奄美は、国立公園誕生や大河ドラマ『西郷どん』放映決定など明るい話題が次々と出ている。そんな中、地域発展にご尽力される姿は誠に意義深い」と祝辞を述べ、朝山市長が「小規模事業者の経営改善、経営意欲の向上、企業の振興への尽力など、我々自治体としても大変心強い」と祝福。続いて、伊集院幼大和村長(代読)、森義久県商工会連合会長らが祝いの言葉を贈った。

式典は、設立10年のあゆみや新会館の紹介、企業表彰などがあり、式後は祝賀会に次第を移し、踊りや舞による各アトラクションで花を添えた。