伊仙町長選

大久保さんが勝利し、ダルマに目入れした

「全ての町民を主役に」

大久保さん激戦制し5期連続当選

開票作業が大幅に遅れる

【徳之島】現職と新人の一騎打ちとなった伊仙町長選を制したのは現職の大久保明さん(63)。4期16年の実績をアピールし、「全ての町民が主役になる地方創生日本一の町」つくりをスローガンに選挙戦を戦い、激戦の末5期連続当選を飾った。敗れた伊喜功さん(63)は、町政運営のあり方を批判し「公正・公平な町政、夢と希望の持てる町へ」と町政刷新を訴えたが及ばなかった。

23日午前2時、「確定」の一報が入ると拍手や歓声で事務所のボルテージは最高潮。大久保さんは集まった支持者らと握手を交わし当選の喜びを分かち合った。

マイクを握った大久保さんは、「この町に生まれてよかった。帰って来たいという町づくりを目指していきたい」と5期目の決意を語った。