西郷どん年賀状全戸配布へ

年賀

西郷どん年賀状(写真下)の配布を発表した竹田町長(中央)と則副町長(右)、重原局長(左)

ゆかりの地 龍郷町 県外などにPR期待

 

 西郷隆盛ゆかりの地である龍郷町は7日、西郷=せご=どんデザイン年賀状を町内全世帯に配布すると発表した。竹田泰典町長は、「追い風に乗るいいチャンス。地元としても大河ドラマを応援したい」と語った。

 同町は大河ドラマ放映に向け、昨年12月龍郷町「西郷どん」プロモーション実行委員会を立ち上げ。今回のデザイン年賀状作成も、同委員会の予算が充てられた。

 デザイン年賀状は、町内の大勝郵便局(重原幸和局長)からの相談がきっかけ。県内の郵便局では、10月にオリジナルフレーム切手「明治維新150周年西郷どんのふるさと鹿児島」が5千シート販売されている。

 イラストや年賀状のデザインを、りゅうがく館前の顔抜きパネルに携わった教育委員会事務局の加藤美保さんが担当。年賀状は5700枚作成し、今週末に各集落の駐在員を通して来週には町内全世帯に2枚ずつ配布されるという。

 重原局長は、「これまでの大河ドラマとタイアップした他地域の事例を知っていたので、町にプロモーション活動を相談した」と説明。「龍郷町がゆかりの地であることを知らない人もいるかも。ぜひデザイン年賀状を利用して、県外の人などにPRしてもらえれば」と期待する。

 問い合わせ先は、龍郷町企画観光課℡0997―69―4512。