バイクの運転手にキクの花束を手渡す参加メンバー=和泊町=
スプレーギク消費拡大イベント
和泊町で年末年始特別警戒に合わせ
【沖永良部】スプレーギク消費拡大イベント(県スプレーギク研究会主催)が8日、和泊町であった。キクの生産農家らが、車やバイクのドライバーにキクの花束を手渡して「気配り」運転を呼び掛けた。
大切な人にスプレーギクを届け、贈答用としての利用拡大を図る狙い。昨年に続き2回目。キクの花束60束合計240本を準備した。
イベントには、沖永良部花き専門農協やJAあまみ和泊事業本部、キクの生産農家ら10人ほどが参加。同日行われた沖永良部警察署年末年始特別警戒(10日から1月10日まで)の街頭キャンペーンに合わせて実施した。
参加メンバーは、夜行反射材やティッシュなどが入った交通安全グッズと一緒にキクの花束をドライバーに手渡し「安全運転お願いします」と笑顔で声をかけた。受け取った人は驚いた表情を見せながら「ありがとう」「お疲れさま」と応えていた。
同研究会の長田隆一会長(50)は「生産農家も積極的にPRしていこうという気持ちになっている。今後も活動を続けていきたい」と話した。