「健寿大学&奄専ふくしフェスタ」

会場も巻き込んだステージ発表もあり、笑顔であふれた「ふくしフェスタ」

学生らステージ発表 クリスマスプレゼント

 

 「生涯学習講座健寿大学&奄専ふくしフェスタ」(奄美看護福祉専門学校こども・かいご福祉学科など主催)が20日、奄美市名瀬長浜町の奄美文化センターであった。「若者が贈るクリスマスプレゼント」をテーマに、学生らがステージ発表で学習成果を披露。地元の園児らによる愛らしいダンスもあり、会場を魅了した。

 同フェスタは同校の日頃の学習内容や、地域高齢者との交流を目的に開催している。この日は、同学科の学生41人が参加。同校の紹介DVD放映後、健康体操や子ども向けの手遊び歌を参加者とともに実践。介護実習の事例発表などもあった。

 その後、さくら保育園、にじいろ保育園の園児らがダンスやハンドベル演奏を披露。漫才や手話コーラスもあり、様々な演目で来場者を楽しませた。同科1年生の林山大祐さん(19)は「発表は初めてで準備などには不安があったが、満足のいく仕上がりとなった。高齢者は人生の先輩だから、毎日楽しく生活してもらえるように介護やレクリエーション作りをしていきたい」と語った。

 またこの日、会場を訪れた同市名瀬の武原則子さん(75)は「若い人たちが元気に発表している姿に感心した」と満足げな表情を浮かべた。