東京五輪・パラリンピック目指す

沖永良部入りした車いすバスケの川上祥平選手(中央)ら=和泊町=

テコンドーや車いすバスケの選手来島

 

沖永良部で合宿

 

 【沖永良部】2020年開催の東京オリンピック・パラリンピックを目指す、テコンドーや車いすバスケットボールの選手らが26日、沖永良部入りした。車いすバスケ日本代表の強化指定選手となっている川上祥平選手(24)は「来年1月下旬に始まる日本選手権の予選に向け、しっかり体を作りたい。そして、車いすバスケの日本代表として東京を目指す」と語った。30日まで合宿を行う。

 この日は、オリンピック競技となっているテコンドーの選手5人とトライアスロンの選手2人、パラリンピック競技の車いすバスケの選手1人、トレーナー3人の合計11人が空路で到着。地元住民が横断幕を掲げて歓迎した。

 今回来島したトレーナーの浦本学さん(35)の知人の紹介で、沖永良部での合宿が決まったという。
 浦本さんは「選手にとってオフシーズンがとても大事。寒いとけがの恐れもあるので、温暖な沖永良部島で良いトレーニングをしたい」と話した。