特産品や加工品も大好評だったまちづくりフェスティバル
チームせとうち〝我が事・丸ごと〟支え愛宣言を行う鎌田町長
瀬戸内町の人とモノの魅力が一堂に会したイベント「2017年度まちづくりフェスティバル」(同実行委員会主催)が4日、同町海の駅・緑地公園などで行われた。各種体験イベントや展示、健康チェックや即売会のほか、関連イベントとして、セレモニーや記念講演会も実施。町内外からは、約800人の友人や家族連れが訪れ、瀬戸内町の人や食を通して大勢の笑顔が触れ合った。
同フェスは、「緑と海洋のきらめくまち」にふさわしく、心身ともに健康で豊かな潤いのある「まちづくり・人づくり」を目的に隔年で開催。今年は「共生・協働のまちづくり~絆で創る魅力あふれる豊かなまち~」をテーマに行われた。
朝から会場は多くの人出でにぎわい、町民歌斉唱とともにイベントは開幕。バザーや小物販売などが軒を並べ、タンカンやカボチャといった特産品も並んだ。
昼食時には、吹奏楽の音色を聴きながら、管理栄養士監修「ベジわん!食フェスティバル」で野菜たっぷりの減塩食ランチに舌鼓。地女連による島うどんも大人気。各店オーナーからは「盛況、盛況」と喜びの声が飛び交った。
このほか、タカアシガニが観賞できる移動水族館、自衛隊車両や白バイに乗る試乗体験など体験イベントも目白押し。シイタケ菌のコマ打ち体験では「いつ食べられるの?」と珍問。各コーナーで笑顔があふれ大きな笑い声が響いた。
午後3時からは、古仁屋小学校に会場を移し、チームせとうち〝我が事・丸ごと〟支え愛事業「講演会&セレモニー」(町、県大島支庁瀬戸内事務所主催)を開催。セレモニーでは、鎌田愛人町長ら7人が登壇し、町民みんなで地域づくりを担う「チームせとうち支え愛」のスローガンを宣言。この後、秋田県藤里町社会福祉協議会の菊池まゆみ会長が、福祉の立場から地方創生に取り組んだ秋田県の事例「町民誰もが生涯現役を目指す藤里方式」をテーマに記念講演を行うなど、多くの人が同町での充実した一日を楽しんだ。