大島養護学校 作品展スタート

大島養護学校 作品展スタート
絵画や版画など約80点が並んだ
 
 
絵画や版画など80点並ぶ

 

 龍郷町の県立大島養護学校(中村周一郎校長、児童・生徒108人)の友達や教師と一生懸命に作った作品を展示する「作品展」が9日から奄美市笠利町の県奄美パーク奄美の郷で始まった。児童・生徒が制作した絵画や版画などこれまでの成果約80点が並んだ。展示は22日まで。

 同校の小学部、中学部、高等部、訪問教育に在籍する児童・生徒が出展。会場には、点描で描いた花火の絵や力強く書かれた習字、作業学習や総合的な学習時間取り組み発表など、色とりどりの個性豊かな作品が展示されている。

 初日のこの日は、同館を訪れた来場者らが足を止め、児童・生徒たちの力作を鑑賞。「細かいところまでよく描いている」「発想がユニークで楽しさが伝わってくる」などの感想も聞かれた。

 同校は作品展を「作品を地域の人たちに紹介することで子どもたちの表現する喜びや意欲につながる」と話し、「児童・生徒たちが精一杯、伸び伸びと作った心躍る作品。ぜひご鑑賞ください」と多くの来場を呼びかけた。

 時間は午前9時から午後6時まで。