移民100周年でCD製作

チヂンや「アマミ」歌詞に
ミュージシャン加藤さん

 2018年は奄美ブラジル移民100周年という節目。それを記念して、サンバチームJAPABloco(ジャパブロコ)代表のIsao・CATOこと加藤勲さん(35)=写真=がこのほど、奄美をテーマにしたサンバのCDを発表した。加藤さんは「奄美と深い関わりを持つブラジルの音楽サンバを知ってほしい」と話している。3月11日発売予定。税込価格千円。

 CDは2曲入りで、チヂンの音色から始まる「kibaranba(キバランバ)」と、チーム名をつけた「ジャパブロコ」。どちらもブラジルでの録音だ。

 音楽とダンスによるチームは、日本、ブラジル、ロシアの約30人在籍。キバランバの出だしのチヂンは、母親が瀬戸内町加計呂麻島の芝集落出身という妻の里織さん(42)の祖母の所有のもの。サンバの軽快なリズムに「アマミ」「とぅとぅがなし」などの歌詞が盛り込まれ、奄美とのつながりを強調している。

 東京在住の加藤さんは年2回、ブラジルに出向いて音楽活動。また大学院で移民の歴史を研究している里織さんは、2月末の2017年度奄美市まなび・福祉フェスタで、「奄美ブラジル移民談話会」ブースを出展し現地の3、4世の家族の様子などを紹介。現在、夫婦で積極的に交流活動を展開している

 「ブラジルと奄美の文化は似通う部分がある」と加藤さん。夜通し踊るカーニバルは八月踊り、住民の情念が込められたサンバはシマ唄。「CDを通じて、遠くて近い『ブラジル』との縁を感じてもらえたら」と呼びかけた。

 CD発売日の当日は、東京都大田区蒲田のライブハウス「オーパスⅡ」で記念ライブを開く。問い合わせはTEL080―8847―0130(加藤さん)まで。