甘くておいしい大和村産タンカンPR

おいしいタンカンを笑顔でPRするスタッフたち

伊集院村長もジャンパーを着て、大和村の自慢のタンカンを説明。奥は指宿桃子さん

東京の商店街で300㌔完売
伊集院村長駆け付けトップセールス

 【東京】大和村は3、4日、東武東上線の大山駅南口からすぐの商店街、「ハッピーロード大山商店街」のハッピースクエアで「奄美大島・大和村たんかんまつり」を開催した。奄美からは伊集院幼村長も駆け付けトップセールス。買い物客らに声を掛けていた。

 同イベントは、ハッピーロード大山と交流のある全国市町村の特産品を、各市町村や生産者が販売する「ふるさとイベント」の一環。大和村が出展するのは昨年に続いての2回目。島から渡ってきたのは300㌔のみずみずしいタンカン。1㌔800円と、特製の袋で売られた2㌔、5㌔の箱売り。2日間で全て売り切れる人気ぶりだった。

 近所に住んでいるという与論島出身の村田健さんは、「懐かしくて寄りました。とてもおいしかった」と話し、若い女性も「おいしい。いい感じのさわやかさがいいです」とうれしそうに試食していた。

 これには、奄美からスタッフとしてやって来た同村産業振興課福本新平農林係長、同課藤村雄樹さん、住民税務課の賀川明利香さんも満面の笑顔に。伊集院村長も「食べてもらえば、大和村のタンカンが抜群なのは分かるはず。一人でも多くの人に知ってもらうため、これからも交流をしていきたい」と手応え十分の様子だった。

 17の加工品も販売されたイベントには、奄美市東京事務所の隈元裕平さんのほか、大和村観光大使でもある、島唄デュオ「すもも」の指宿桃子さん、伊成実さんもサポート。指宿さんは、シマ唄を披露しながら大和村の自然の恵みをPRしていた。