「こどもマンガ」見に来て!

県立奄美図書館3階で開催中のこどもマンガ講座生徒合同作品展示コーナー

奄美市、瀬戸内町合同展
4月8日まで、県立奄美図書館

  「こどもマンガ講座(奄美市、瀬戸内町)生徒合同作品展」が、県立奄美図書館3階展示コーナーで開かれている。4月8日まで。講座で学んだ小・中・高校生の作品112点が展示されており、来場を呼び掛けている。

 奄美市名瀬公民館のこどもマンガ講座、瀬戸内町公民館の同講座の講師を務めた福島憲一郎さん(58)によると、2017年度は両講座とも20人を超える受講生が学び、月1回、合計8~10回の講座を開設した。合同展は、県立奄美図書館の協力を得て数年前から開催している。

 会場には画用紙やコピー用紙に鉛筆、色鉛筆、ペン、水彩などで描いたマンガのほか、パソコンで仕上げたマンガを展示し、それぞれの作品にタイトルを記した。多い受講生は8作品展示している。

 福島講師は「目に見えてうまくなっていく受講生の成長過程を見れるのは、とてもうれしい。想定外にうまくなっていく受講生や天才的な受講生もおり、奄美の子どもたちの潜在能力は高い。ぜひ作品を見に来てほしい」と来場を呼び掛けた。

 小学4年から約6年受講してきた中村友美さん(16)は「最初のころ、周りに絵がうまい先輩が多くいた。同じような絵を描きたいと思った。伸び伸びと絵を描かせてくれた福島先生の人柄もあって続けてこれた。(新年度も)もちろん講座を続けて受講したい」と話した。

 会場の県立奄美図書館は、4月2日(月)は休館。