マングローブパーク「リュウキュウアユ」

マングローブパーク「リュウキュウアユ」

リュウキュウアユの稚魚の群れを観察する来場者

稚魚と親魚観察できます

奄美市住用町の黒潮の森マングローブパーク(寿浩義支配人)では「リュウキュウアユ」の稚魚を展示している。稚魚と親魚が同じ水槽で観察できるのはこの時期のみ。大型連休中、奄美の希少生物の生態に触れることが出来る。

 

マングローブパークでは、今年卵からふ化させた稚魚を飼育。成長が安定した状態(体長5~6㌢)を確認し、連休前に展示用水槽に移動。稚魚は30匹程度の群れをなし、親魚約20匹とともに水槽内を元気に泳ぐ様子が見られる。

なお稚魚は5月末まで展示されるが、稚魚から成魚(概ね10㌢以上)までの成長は早く、アユの生態観察希望者には早めの来場を呼びかけている。

大島高校1年の吉田理胡=りこ=さんは「奄美の希少生物を観察できた」と話した。

問い合わせは電話0997―56―3355まで。