観光客らで空港混雑

観光客らで空港混雑

連休初日に混み合う到着ロビー(奄美空港内)

「マングローブカヌーなど楽しみたい」 大型連休スタート

 大型連休(GW)が28日からスタートし、奄美市笠利町の奄美空港の到着ロビーは旅行などで訪れた観光客、出迎えする来場者でごった返した。今年のGWは5月初めの2日間を休むと最大9日間になる好条件。29日も東京羽田空港からの直行便が予約満席となっており、同空港の混雑が予想される。

 GW前半の3連休初日となった同日、奄美空港内では飛行機が到着するたびに、帰省客や連休をレジャーなどで楽しむ観光客で混み合った。お土産や手荷物を抱えて到着ロビーで、出迎えの家族などと再会を喜んだり、レンタカー会社担当者の説明を聞く姿が各所で見られた。空港関係者は、「平日より客足が多くなり、連休中は混雑が続くだろう」とした。

 大阪伊丹空港からの直行便で訪れた大阪市の会社員森俊輔さん(35)と聖子さん(30)さん夫妻は、奄美大島在住の友人に会う目的で来島。友人手製のパネルで出迎えられ、「2泊3日の予定で、マングローブカヌーやシュノーケリングなど楽しみたい」と話した。

 羽田空港からの直行便で来島した30代の男性は、サーフィン目的でサーフボードを持参。奄美大島に来るのは初めてとし、「国内の他の場所でもサーフィンをやっている。奄美大島の波は良いと評判を聞いて体験しに来た。2、3泊する間で、手広海岸など訪れたい」。

 日本航空(JAL)のホームページによると28日午後6時現在、29日の空席状況は、東京(羽田)からの直行便が満席。大阪(伊丹)、福岡からの便は、空席残りわずかとなっている。