人文字をドローン撮影

人文字をドローン撮影

ドローンで撮影した創立120周年を記念した人文字(提供写真)=29日、知名町=

知名町住吉小 創立120周年祝う
グラウンドゴルフで交流も

 【沖永良部】知名町立住吉小学校(城園ちづ子校長 全校児童59人)で29日、創立120周年を記念して小型無人機「ドローン」を使った人文字撮影と、グラウンドゴルフ大会が行われた。児童と地域住民ら150人ほどが参加し、世代を超えた交流を楽しんだ。

 人文字撮影は、地元の(株)久保建設が協力。参加者全員で「120」の部分を描き、数十㍍上空からドローンで撮影した。

 その後、グラウンドゴルフ大会がスタート。校庭内の遊具や砂場などを利用した特徴的な12コースを回り、さわやかな汗を流した。

 4月に着任したばかりの城園校長は「子ども達に初めて会った時、元気なあいさつに感動した。節目の年に関われて、ありがたい気持ちでいっぱい。忙しい中でも、これだけ多くの住民が集まってくれたことに感謝したい」と述べた。

 参加した福井源乃介さん(57)は「16年前に校区民全員で創立記念を祝おうと始めたのが、このグラウンドゴルフ大会だった。徐々に児童数が減り寂しく感じていたが、今年は新入生が多くてとてもうれしい」と話した。

 今年度、同校の新1年生は9人で、2010年度から続いていた複式学級が解消された。