ティダっ子&あおぞら・ふれ愛隊

ティダっ子&あおぞら・ふれ愛隊

利用者に新体操を披露するティダスポーツクラブのティダっ子たち

元気に踊りを披露
お年寄りに新体操など演技

 シダマ薬局のあおぞら小規模多機能事業所・あおぞらデイサービス(師玉信一郎代表)は12日、ティダスポーツクラブの児童らが同所を利用するお年寄りに新体操などを披露し交流する「ティダっ子&あおぞら・ふれ愛隊」を奄美市名瀬の同薬局内の施設で行った。そろいのレオタードを着たティダっ子らは、新体操でリボン演技などを披露し、大きな声で歌いながら元気な踊りを見せた。

 同所・師玉龍一副社長はイベントに至った経緯について「利用者も施設に通うだけでなく、楽しみを一つでも増やしてあげたい」と、同クラブで新体操を教える中田江利香さんらと相談。中田さんも「子どもたちにも、地域にも積極的に関わってほしい」との思いもあり今回の開催に至った。

 同クラブからは2歳から小学生までの4地域21人の生徒が参加。同所を利用するお年寄り13人に施設関係者や保護者らも加わり、子どもたちのステージを見守った。

 新体操が始まると、にぎやかな音楽とともに子どもたちが飛び出し、ステージ前の利用者たちも笑顔で体を動かし手拍子で応えた。新体操や手遊び歌など、はつらつと演技が披露されると、会場からは大きな拍手。最後は子ども手作りの首飾りなど、プレゼント交換も行い、笑顔でふれあった。

 新体操を披露した朝日小2年の窪田瑠姫さんと上崎美羽さんは「おじいちゃんやおばあちゃんの笑顔を見ることができて良かった。また見せたい」と喜んだ。