日本学校歯科医会・大島郡歯科医師会主催の「第36回大島地区『歯と口の健康週間』小学校図画・ポスターコンクール」の審査が26日、奄美市名瀬の大島郡医師会館で行われ受賞者を決定した。最高賞となる鹿児島県歯科医師会長賞には、朝日小学校６年・永岡佳純さんが昨年に続く２年連続での受賞。かごしま口腔保健協会長賞には、同３年・永岡重人君が輝いた。二人の作品は県の審査を経て、日本学校歯科医会のコンクールに出品される。
同コンクールは、歯と口の健康週間（６月４～10日）に合わせ、一人一人が表現を通して、歯の大切さや口腔衛生に関心を持ってもらおうと実施。同地区の小学校74校５５１人から応募があり、13点の入賞作が選ばれたた。
審査員は永岡佳純さんの作品について「歯の大切が実感できる作品。お年寄りの歯や表情が緻密に表現され、色彩良くしっかりと描かれている」と講評。永岡重人君の作品については「男の子も女の子もみんな生き生きと楽しそうで、啓発的な意味においても優れている」と評価した。
入賞作品は後日、紙面で掲載するほか、県立奄美図書館で６月２～10日まで展示。各歯科医師会ホームページなどでも掲載の予定となっている。
入賞者は次の通り（敬称略、特選などの入賞者は後日発表）。
【鹿児島県歯科医師会長賞】永岡佳純（朝日小６年）【かごしま口腔保健協会長賞】永岡重人（同３年）【奄美市長賞】菊野夏音（東城小６年）【損害保険ジャパン日本興亜賞】久保芳嘉（亀津小２年）【損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険賞】久保妃可（同６年）【大島郡歯科医師会長賞】仲山碧（西阿室小１年）、雪山健斗（天城小１年）、禱悠聖（西阿室小２年）、安田弥左（小湊小２年）、勝旭陽（尾母小４年）、林伸子（西阿室小５年）、秋窪奎秀（岡前小５年）、牧英虎（天城小１年）