どんどん祭り「徳之島波乗り祭」

ライディング技術を競った「徳之島波乗り祭り」(SPクラス連覇の幸元選手)=29日、徳之島町花徳海岸

SPクラスは幸元(徳之島町)連覇

【徳之島】第37回徳之島町どんどん祭りのイベント第1弾「第33回徳之島波乗り祭」(徳之島サーフィン連盟主催)は29日、同町花徳海岸であった。4クラスに島内外のサーファー43人が参加。スペシャルクラスは、県大会2位で全日本選手権切符も手にしている幸元繁樹選手(42)=同町母間=が不動の連覇を果たした。

台風12号の影響もあってか海上のコンディションは「大会史上まれに見るヘッドオーバーの波が寄せるベストコンディション」(主催者)。最高峰のスペシャルクラスに17人、オープンA同15人、ビギナー同6人、マスター同に5人が参加。それぞれ制限時間内に絶好の波を捉えるライディング技術を競い合った。

スペシャルクラス連覇の幸元と準優勝の水隼人=伊仙町犬田布=の両選手は、このほど開催の全日本サーフィン選手権大会2018鹿児島支部代表選手決定エントリー大会のシニアの部第2位、4位に入賞。全日本選手権(8月20日~25日、三重県志摩市国府の浜海岸)への切符を獲得している。

オープンAクラスでは、連覇はならなかったが地元の中学生サーファー嘉(よしみ)はなさん(14)が第3位に健闘した。キッズ・ビギナー向けのサーフィンスクールもあり好評だった。

【結果】▽スペシャルクラス ①幸元繁樹(徳之島町)②水本隼人(伊仙町)③中本哲也(同)▽オープンAクラス ①吉田直哉(天城町)②宮田和俊(伊仙町)③嘉はな(徳之島町)▽ビギナークラス ①花井和樹(徳之島町)②塚越梢(与論町)③中井誠也(徳之島町)▽マスタークラス ①盛喜億良(天城町)②直俊字(徳之島町)③勇博志(同)