17点を審査した沖永良部マンゴー品評会=知名町=
金賞に田中さん(和泊町国頭)
出品物17点を審査
【沖永良部】2018年度沖永良部マンゴー品評会(沖永良部果樹生産組合主催)が30日、知名町商工会館会議室であった。島内産マンゴー17点を審査した結果、和泊町国頭の田中隆治さんが金賞に輝いた。
沖永良部マンゴーの生産振興と高品質果実生産による銘柄の確立を図ろうと開催。
会場には、栽培農家ら30人ほどが集まった。西賢一郎会長は「台風が心配されたが、今年は最高のマンゴーが出来たと思う。これからも良い品物を作っていこう」とあいさつした。
審査委員は5人。県農業開発総合センター大島支場の坂上陽美研究専門員を審査委員長に和泊、知名両町の担当課長らが審査を行った。
マンゴーを手に取った委員らは、果皮の着色や病害虫被害を確かめ、実際に果実を食べて味を確かめた。
審査後、参加者も出品物を試食し「一つ一つ味が違う」「もう少し置けば、もっと甘くなるかも」などと話していた。
審査委員長の坂上氏は「どの出品物も糖度だけでなく外見も素晴らしかった。出品数の半分以上が糖度13度を超え、うち3点が15度以上だった。天候が恵まれた中で農家の努力も実った結果と言える」と講評した。
金賞以外の被表彰者は次の通り。(敬称略)
【銀賞】東孝一、田中亜由美
【銅賞】川畑強、伊井忠寛