龍郷町のビッグⅡ前で行われた24時間テレビチャリティー募金活動
「障がいも多様ということ知って」
買い物客ら善意寄せる
25日から日本テレビ(KYT鹿児島読売テレビ)で放送中の24時間テレビ41「愛は地球を救う」のチャリティー募金活動が同日、龍郷町のビッグⅡ奄美店の店前であった。活動はきょう26日にも同店前で行われる。時間は午前10時から午後6時まで。
同活動は奄美市身体障がい者協会が2014年から実施するもので、毎年30万円程度の募金が集まるという。同協会の里島光一郎会長は「多くの人からの募金がありがたい。場所を貸してくれているお店にも感謝している。活動を続けることで市民と心通わせるような関係作りを一歩ずつ進めたい」と話した。
関係団体と連携も重要視しており、今年は計5団体の会員らが募金活動に参加。2日間で36人が店頭に立つ予定という。また、奄美市明るい選挙推進協議会も配布グッズの提供などに協力した。
活動参加者らは揃いのシャツを身に付け、「募金活動への協力お願いします」と呼びかけた。多くの住民や観光客が呼びかけに応え、善意を寄せる姿が見られた。今年6月に設立した同市難聴者・中途失聴者協会の大野歓=よし=会長は「募金活動を行う姿を見て、障がいも多様だということを知ってほしい。協会の周知にもつながれば」と語った。
集まった募金はKYT鹿児島読売テレビを通し日本テレビに送られ、福祉、災害援助、環境保全などを目的に使用される。