ラジオ体操40年屋仁子ども会が表彰

賞状と記念品を受け取り笑顔を見せる屋仁子ども会の児童たち

元気に継続を誓う

 ラジオ体操の普及向上に貢献した団体などを表彰する「ラジオ体操優良団体等表彰」が31日、奄美市笠利町の屋仁小学校(外戸口浩春校長、18人)で行われた。約40年の長きに渡りラジオ体操を継続してきた「屋仁子ども会」(弓場隆章会長)が府県等表彰に選ばれ、賞状と記念品を授与。児童を代表して賞状を受け取った6年の山原佳怜さんと朝岡歩紀花さんは「これからも頑張って続けていきます」と元気に継続を誓った。

 表彰は、㈱かんぽ生命保険、日本放送協会(NHK)、NPO法人全国ラジオ体操連盟の主催で、1956年から始まり今年が90回目。全国、府県、地方表彰の3部門があり、今年の府県等表彰は、全国で175団体・115人が受賞した。

 同子ども会では、毎朝6時半に同地区の振興センターに、児童や保護者、地域住民らが集まりみんなでラジオ体操を実施。78年からスタートし、一年を通した月~土曜日の6日間(夏休みは毎日)、読書活動や軽体操と一緒に40年間の長きに渡り活動を受け継いで来た。

 この日は、児童を代表して山原さん、朝岡さんに加え、5年・平島颯大くん、2年・平島隆心くんの4人が出席。㈱かんぽ生命保険鹿児島支店のパートナー部・谷野弘担当部長から長年の功績を称える、賞状と記念品が手渡された。

 児童代表の山原さんは「(同小出身の)母も子どもの頃参加していたと聞いて驚いた。朝体を動かすと、1日も清々しくて気持ちがいい」と喜び、外戸口校長は「長年の成果が認められたことは大変喜ばしい。早寝早起き朝ごはんの生活習慣づくりにも役立ち良いこと尽くめ。今後も継続しながら、すくすくと育ってほしい」と笑顔を見せた。