20年かごしま国体の機運醸成に向けてあった「ゆめ~KIBAIYANSE~ダンス」指導者講習会=9日、天城町
20年かごしま国体へ
徳之島、町内外から124人参加
【徳之島】2020年に向けた18年度「燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会『ゆめ~KIBAIYANSE~ダンス』指導者等養成講習会」(同大会実行委員会主催)が9日、天城町B&G海洋センター体育館であった。町内外から女性を中心に124人が参加。専門講師から振り付けや指導ポイントなど解説を受け、ダンス実技に汗を流しあった。
20年かごしま国体の開催機運の醸成を図るため制作した同イメージソング・ダンス「ゆめ~KIBAIYANSE~ダンス」(辛島みどりさん制作、振り付け・小松恵理子鹿児島女子短大名誉教授)を、県民に広く普及する指導者などの養成が目的。今年度は県内8会場で計画(7月の大島・沖永良部島地区は台風で中止)、同・徳之島地区が最終に。
講師は鹿児島大教育学部非常勤講師の高岡綾子さんと萩原香織さんが担当。スポーツ推進員や小・中・高校、保育園・幼稚園、スポーツクラブ、福祉施設などの関係者と一般希望者ら幅広い世代が参加。実技講習では「スタンダードバージョン(フル)」と簡易な「イージーバージョン」、イスを使った「シッティングバージョン」の習得に笑顔で汗を流し合った。
県国体・全国障害者スポーツ大会事務局の肥後昭文さん(県総務企画課県民運動専門員)によると、同指導者養成講習の1地区会場当たりの参加者数124人は今年の最多規模。「スポーツにも熱心な土地柄と地域力を感じる。運動会やお祭りなどいろんなイベントで普及が始まっている。小・中・高校でもダンスが必修化されており取り入れていただければ」と期待を寄せた。