新100歳の屋キクエさん(手前中央)らに記念品を贈呈、長寿を祝福した「虹の丘」敬老会
「元気な姿、何よりうれしい」
入所者の長寿祝う
奄美市名瀬の介護老人保健施設「虹の丘」(喜入厚施設長、入所者94人)は8日、2階デイルームで「長生きしんしょろ敬老会」を開いた。入所者の家族や親族、同施設職員ら多数参加する中、今年度に満100歳を迎える新100歳2人、米寿(数え88歳)を迎える3人、満101歳以上となる2人の祝い者を紹介し、記念品を贈呈。祝い唄、余興、六調など披露して長寿を祝った。
喜入施設長は開会あいさつで「この夏も猛暑が続いたが、皆さまの元気な姿を見れることができ、何よりうれしい。入所者の平均年齢は90歳前後で、名誉なこと。この敬老会で若返り、ますます長寿につながるよう祈念している。本日は誠におめでとうございます」などと述べた。朝山毅市長(代読)が来賓あいさつした。
同施設職員で唄者の前山真吾さんが入所者らを前に祝い唄「朝顔」を披露。祝い者紹介では、今年度内に新100歳の恵チヨさん、屋キクエさん、米寿の川上定夫さん、幸シズ子さん、山田ミネヨさん、101歳以上の原口九乃枝さん(104)、貞良子さん(102)を紹介。家族や親族が若い頃にどのような仕事をしていたかなど略歴も紹介した。
余興では、アカペラグループ「カッぺラーズ」の歌、職員による「どじょうすくい」「尻相撲」「歌謡ショー」を次々と披露して盛り上げた。