得意のポーズを披露する、奄美署マスコットキャラクターの「カケルくん」
「島の安全を守るルリ!」
13日、「パトロール隊出発式」でデビュー
奄美署は10日、同署のマスコットキャラクター「カケルくん」の制定に伴い同署内会場でお披露目した。管内の犯罪・交通事故抑止の広報活動を目的に、住民とのふれ合いをより一層深めようと同署が制作。会場に姿を見せたカケルくんは「島の安全を守るルリッ!」と元気に抱負などを語った。
カケルくんは、ルリカケスの妖精という設定で、男性・3歳の身長約180㌢。出身は金作原で、趣味は「島の安心・安全を守る」こと。口癖は言葉の語尾が「―ルリ」となることで、▽出カケル前に鍵をカケル▽子ども・お年寄りに地域で声をカケル▽安全運転を心ガケル―など、「カケルくんと7つの約束」をキャッチフレーズに、島の安全・安心の啓発に努めていく。
デザインは、同署内での公募で、似顔絵などで腕自慢の鑑識係・乙須努警部補の案を採用。同署・上園修一副署長は「広く市民に知られ、少しでも愛されるキャラクターに育ってほしい」と意気込みを語った。
午後1時半ごろ、カケルくんは友達の奄美市マスコットキャラクターのコクトくんに導かれ、同署内の会場に登場。得意のポーズを決めながらインタビューに答えたカケルくんは「そうルリ」「そのトーリ(鳥)」と得意の口調で会場を和ませた。
最後、今後の目標を問われたカケルくんは「犯罪のグロー〝バル〟化が進むなか、金作〝バル〟好きなので、島の安全を守るルリッ!」と力強く述べ、島の安全・安心へ向けての活躍を誓った。
今後は、交通安全運動のキャンペーンや、幼児・児童の安全教室などで活動を推進。13日に朝日小学校で行われる警友会による「パトロール隊出発式」で一般デビューする予定となっている。