練馬奄美会総会・懇親会

練馬奄美会総会・懇親会

夢実現をテーマに講演をする、勇博道相談役


祝唄を歌い上げる、山ゆり会のメンバーたち


フラダンサー、でもでもダンサーを従えて熱唱する林法義さん

新会長に山田氏選出

 【東京】「第41回練馬奄美会総会・懇親会」がこのほど、練馬区役所本庁舎地下2階多目的会議室で開かれた。来賓として会には奄美との絆がある、練馬区立中村小学校から井上靖校長ら、練馬区からは同校OBの小林みつぐ議員らを迎え、120人の参加者が集い、交流を深めた。また、役員改正により、山田達朗さんが新しい会長に選出された。

 第一部は総会。郷土遙拝に続いて会務報告などの議事が進行。新会長として、選任された山田さんが登壇。「奄美の各島の人たちと多く接して、交流を盛んにしていきたい」と、あいさつ。「ますます発展していく練馬奄美会のため、協力してほしい」。そう出席者に呼び掛けた。

 その後、相談役の勇博道さんが講演。勇さんは、「教員の家に生まれ、すっとごれ魂を持った子どもたちを育てていきたい」と、教師を目指した経緯を説明。自身の経験から「志、夢を持つことの大切さ」などを語った。また、大河ドラマ「西郷どん」にあるような、先輩が後輩を教える「郷中教育」の大切さを訴えていた。

 第二部は、米芳久幹事の巧みな司会、山ゆり会の祝唄で懇親会がスタート。来賓の紹介などに続いて、昨年の「奄美島うた・のど自慢大会」でグランプリに輝いた「大島エレジー」(タナカアツシさん作詞・作曲)を歌唱した林法義さんが華やかなダンサーたちと共にステージに。会場は笑いと大きな拍手に包まれていた。

 また、シンガーソングライター・築秋雄さんは「ヤチャボー」などをシャウトした。ほか、シマ唄、フラダンス、八月踊りなど充実した余興に、参加者は大満足で閉会を迎えていた。