ベルスーズ合唱団練習

指揮者の奥村伸樹さん(左)が来島、合唱指導を受けた「ベルスーズ奄美混声合唱団」メンバーら

奥村指揮者が来島、指導
11月18日の本番まで1カ月

 ベルスーズ奄美2018実行委員会(山元孝子実行委員長)主催の「明治維新150周年記念 山畑馨・交響譚詩 ベルスーズ奄美2018(奄美の子守唄)」公演は、11月18日午後2時から奄美文化センターホールで開かれる。本番まで1カ月近くとなった14日、指揮者の奥村伸樹さんが奄美大島入りし、同センター第1リハーサル室で地元の「ベルスーズ奄美混声合唱団」メンバーらと合同練習に臨み、指導した。

 同公演に出演する「ベルスーズ奄美記念オーケストラ」(45人)は、プロ演奏家と奄美在住のアマチュア演奏家で構成し、「ベルスーズ奄美混声合唱団」(114人登録)を合わせた総勢150人を超える出演者を予定。

 今回、指揮を担当する奥村さんは、オーケストラプロデューサー。自身のオフィシャルサイトによると、国内外のオーケストラや合唱団を指揮してきたほか、さまざまな公演やイベントで指揮した経歴を持つ。

 この日の合同練習には、奄美混声合唱団メンバー(ソプラノ、アルト、テノール、バス)が奄美市名瀬、同住用町、同笠利町、龍郷町、宇検村阿室から参加し、100人を超えるメンバーが指導を受けた。開始前のあいさつで奥村さんは「奄美大島に来るのは初めてで、楽しみにしていた。力を合わせて頑張っていきましょう」と述べた。

 最初は城なおみさんの指導で、体を柔らかくする準備運動や発声練習。続いて城昭久さんが合唱指導し、「旅や浜宿り」「アラシャゲ」「ドンドン節」などの合唱練習した。

 この後、奥村さんによる指導に移り、声の出し方、歌う姿勢、歌い方などを説明。公演で歌う合唱曲を歌ってもらいながら細かく指導した。

 前売り券は、一般指定席3500円(当日4千円)、自由席2500円(同3千円)、高校生以下1500円(自由席のみ、同2千円)。

 プレイガイドは、セントラル楽器、あまみエフエム、ブックス十番館、TSUTAYA名瀬店、じんのうち、さねんばな、城音楽教室、奄美メディアステーション。インターネットでも購入できる。

 チケットに関する問い合わせは、奄美メディアステーション℡0997―58―8702へ。