季節はずれの「サクラサク」

季節はずれの「サクラサク」
台風通過後の気温変化が影響か
奄美市住用町、東城小・中

 奄美市住用町の東城小・中学校(川上徹校長、児童生徒32人)のグラウンドに植えられている桜(ソメイヨシノ)が花を付けている=写真=。通常なら春に咲くところ、季節はずれの開花に地域で話題となっている。

 同校校門そばにはソメイヨシノが3本あり、いずれも二~三分咲き。学校関係者によると、今月10日ごろから、咲き始めたという。同校近くを流れる川内川ではヒカンザクラ並木が続いているが、こちらは開花の形跡はなかった。

 ソメイヨシノの開花現象は、台風24・25号の通過後から全国で確認情報が相次ぐ。今夏・秋は台風が多く、強風や塩害などの影響、さらに台風が通過後は気温が高かったことが季節外れの開花につながったとみられている。