関西龍郷会総会・芸能大会

関西龍郷会総会・芸能大会

町の様子などを出席者に説明する、竹田泰典龍郷町町長

「よさこい音頭」で、懇親会のオープニングを飾る「奄美の絆結の風演舞隊」

シマ唄を熱唱する、望月孝雄幹事長と森山ユリ子さん

岩尾優子さんのサポートでシマ唄を披露する、窪田圭良会長

島口交わし親交深め

 【東京】関西龍郷会(窪田圭良会長)はこのほど、尼崎市のホテルヴィスキオ尼崎で「第55回関西龍郷会総会・芸能大会」を開いた。約220人が集まり、盛り上がりにぎわいを見せた。龍郷町からは竹田泰典町長、会長の弟でもある窪田圭喜町議会議長ら来賓が駆け付け、島口を交わしながら親交を深めていた。

 第一部で開会の辞、郷土遙拝に続いて窪田会長が登壇。出席者に感謝の意を述べた上で「関西龍郷会も1964年発足以来、今回で55回目を迎えることになりました。これも歴代会長、諸先輩役員の長年にわたるご尽力と会員の皆さま方の故郷龍郷町を思う温かいご理解とご協力のたまもの」と、感慨を込めて語った。

 竹田町長が来賓を代表してあいさつ。「昨年から5年間の継続事業として『奄美自然観察の森』の再整備事業をしている」などの町政を報告し、「住んでいる人が幸せを感じながら住み続ける、訪れる人が住みたくなる龍郷町の実現に向けて努力しているところです」と、力強く語り掛けた。

 ほかに、窪田議長、関西奄美会・壽満男会長代行、鹿児島県大阪事務所・久保一明次長が来賓の言葉を述べた。

 第二部の「交流懇親会」は望月孝雄幹事長らの司会でスタート。「奄美の絆・結の風演舞隊」が凛々しく大漁旗を振りながら、よさこい音頭で躍動、オープニングを飾った。

 続いて、森山ユリ子さんと望月幹事長、岩尾優子さんがシマ唄を歌い上げれば、会場は島に様変わりしたよう。大勝校区女性部は「大阪ラプソディー」のリズムに、戸口校区女性部も「ばしゃやま音頭」の調べに華やかに踊った。

 また、窪田会長も岩尾さんと祝唄を熱唱した。さらに、踊り、カラオケなどでにぎわった会場は、総踊りで最高潮に。出席者たちは再会を誓い合いながら散会した。