グランプリは森貞義さん

グランプリに輝いた森貞義さんの作品(上)、準グランプリに選ばれた富健二郎さんの作品

大和村村制110周年記念フォトコンテスト
審査結果発表

 「大和村村制施行110周年記念フォトコンテスト」(同実行委員会など主催)の審査結果発表が30日あった。グランプリには森貞義さん(大和村大和浜)の作品「作品名・朝露に包まれる可憐なすももの花(実れ~大和村のエースになれ)」が選ばれ、準グランプリ1点、入賞4点、佳作4点の合計10入賞作品が決まった。

 フォトコンテストのテーマは「ここが好きだよ大和村」。「あなたの好きな大和村の人、風景、自然、伝統文化を撮影してコンテストに応募を」と作品を募集。84点の応募作品ついての一般投票が行われ、入賞作品が決まった。

 審査講評では「どの作品も皆さんの大和村への気持ちが表れた、大和村らしい一コマを写し取った素晴らしい作品だった。投票者が好きな作品を三つ選び、入賞作品が決定した。中でもグランプリに選ばれた作品がスモモの花だったことは、スモモ(カラリ種)生産量日本一の大和村としては、うれしい結果だった。他の入賞作品を見てみると、美しい景色や、人物が映る作品で、大和村の自然や文化、自然が近くにある人々の暮らしが高く評価されているのではないか」と評価した。

 11月25日に開かれる村制施行110周年記念式典の席上、授賞式が行われる。

 グランプリ以外の入賞作品は次の通り。(敬称略)

 ▽準グランプリ 富健二郎(奄美市)「夕暮れの宮古崎」▽入賞 森貞義「輝け~大和村」、荻迫弘美(奄美市)「緑の光の中で」、積信一(同)「灯(ともしび)」、与島邦重(同)「シマぬ伝統」▽佳作 吉田明美(奄美野生生物保護センター)「普通ではない特別がすぐそこにある…」、田畑より子(奄美市)「潤いの森」、山下恭秀(大和村)「異次元への入口」、荻迫弘美「水の光・水の鏡」