踊りを披露する子ども達=知名町=
14団体出演、練習成果披露
【沖永良部】第28回知名町生涯学習フェスティバル前夜祭(同町文化協会主催)が2日、同町あしびの郷・知名であった。町内で活動する文化団体14組が出演し、日々の練習の成果を披露した。
同町文化協会の大山倭会長は「地域の伝統文化を掘り起こし、後世に残していくために、協会と地域、学校が連携して今後も頑張っていきたい」とあいさつ。大正琴龍千会の演奏で前夜祭の幕が開けた。
川畑先民民謡研究所の14人は、「御酌節」「てぃんさぐむ花」の2曲を披露。保育園の園児6人と小学生5人が出演した龍扇伊登姿乃會西伊登子琉舞道場は「海ヌちんぼーらー」を踊り、子ども達の可愛らしい姿に観客も大きな拍手を送った。
ラストは、沖永良部の唄者、前田綾子さんと新納安榮さんが「いちきゃ節」と「さいさい節」を歌い上げた。
2日と3日の両日は、同町民体育館で生涯学習作品展示・体験コーナーがあり、小学生ナンバーワン棋士を決める将棋大会のほか、芭蕉布体験や茶道体験などを楽しむ家族連れでにぎわった。